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常駐サービス職
採用情報
常駐サービス職
業務内容
病院に常駐し、医療用ベッドなどの点検・修理、退院後の病室清掃、病室設備のメンテナンスなどを通して、医院の環境を整える仕事です。医療スタッフが本来の業務に専念できるよう支援します。
勤務地
各医療施設(主に病院)



INTERVIEW
常駐サービスご利用施設
インタビュー
東邦大学医療センター
大橋病院
医療チームの一員として、
患者さんが安心できる環境を守りつづける。
医療用ベッドなどの修理・点検、退院後の病室清掃、医療用備品の管理・提供など、多岐にわたる業務を担う「常駐サービス」。病院の看護師・ヘルパーと日々連携しながら、安心・安全な療養環境を守る仕事です。
今回は、パラテクノのサービス職社員として大橋病院に常駐するKさんと、同院の看護部長A様に、サービス職の実際の業務やその価値についてうかがいました。

<常駐サービススタッフ>
Kさん
Kさん
Q. 日々、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
A. 医療現場を、ベッドから支える「安心の仕掛け人」です。
私はパラテクノのスタッフとして病院に常駐し、パラマウントベッド製品の清掃や点検、修理などを担当しています。看護師さんや師長さんから「ベッドの背上げ機構が動かない」「緊急入院が入るので、急ぎで退院清掃をしてほしい」などの相談をいただき、できる限りその場で対応しています。患者さんが退院された後のベッド清掃も担当しており、次に入院される方が安心して使えるよう、細かな点まで気を配って調整を行います。看護師さんが本来の業務に専念できるよう、私たちがベッドや病室の「当たり前の安心」を支えているという自覚を持って取り組んでいます。
Q. やりがいを感じるのはどのようなときですか?
A. 「助かった」「ありがとう」のひと言が、日々の原動力です。
直接患者さんと接することは少ないですが、ベッドは入院生活の中心。快適に整えることで、人の役に立てているという実感があります。修理がスムーズに終わり、看護師さんが「助かりました」と笑顔になってくださると、自分の仕事が現場に貢献できていることを実感します。修理と聞くと難しい仕事に思えるかもしれませんが、実際には技術的な知識は入社後にきちんと身につけることができるので、何よりも「人の役に立つ仕事がしたい」という想いが大事な仕事だと思います。
Q. 仕事をする上で意識していることはありますか?
A. 小さな気遣いが信頼をつくっていきます。
修理対応中に新たな依頼が飛び込んでくるなど、現場では予定通りにいかないこともしばしばあります。そうした状況でも落ち着いて優先順位を見極め、柔軟に動く力が求められます。とはいえ、すべてを一人で抱え込む必要はありません。困ったときは先輩社員や担当エリアのフォロースタッフに相談できる体制が整っているので、安心して力をつけていけます。
看護師さんとのやり取りでも、声をかけるタイミングや言葉の選び方には常に気を配っています。たとえば病棟が忙しそうなときには無理に話しかけず、落ち着いたタイミングを見計らってお伺いしたり、「このベッド、今見ても大丈夫ですか?」と状況を確認してから作業に入るようにしています。また、依頼が重なった際には自分だけで判断せず、看護師さんと相談しながら優先順位を決めて進めるよう心がけています。そうした配慮が積み重なり「Kさんは頼りになる」と言ってもらえるようになったのは、大きな励みです。
Q. 今後の目標はありますか?
A. 新たに入る後輩の「不安」を、取り除ける存在になりたい。
業務の中ではベッドの点検・清掃に加えて、パートスタッフの労務管理なども担う場面があります。自分の業務だけでなく周囲を見渡して動く必要がある点は、最初は大変かもしれません。でもその分、視野も広がり、確実に成長を実感できる環境です。今は私もまだ勉強中。まずはこれまで以上にベッドのことを深く理解して、より正確でスピーディーな対応ができるようになりたいです。そしてゆくゆくは後輩やパートスタッフなどにわかりやすく教えられる存在を目指したいと思います。
この仕事は一見地味かもしれませんが、病院という命を守る現場に直接貢献できる、非常に価値がある仕事だと思っています。そして現場の私たちを「パラマウントベッド」という大手グループの安定した基盤が支えてくれていることも大きな安心材料です。成長できる環境も整っているので、今後も周囲から信頼される存在を目指して着実に歩んでいきたいです。
<看護部長>
看護部長A様
看護部長A様
Q. 常駐サービスを導入してよかったと感じる点を教えてください。
A. 医療チームの一員として、医療以外の領域を任せられる安心感。
東邦大学医療センター大橋病院は、心筋梗塞や脳梗塞などの一刻を争う重篤な患者さんを数多く受け入れる「高度急性期医療」を担う中核病院です。そのため、退院した患者さんのベッドを速やかに清掃・整備し、次の患者さんを受け入れる環境を整えることは、病棟全体の生命線ともいえる重要な業務です。
パラテクノの方々は、常に現場の動きを把握しながら臨機応変かつスピーディーに対応してくださっており、医療資格がなくても、命を守る現場の一員として確かな価値を発揮してくださっています。
Q. 現場や患者さんからの印象はいかがですか?
A. 患者さんの「安心環境」を、支えてくれています。
患者さんの入退院に伴うベッド清掃は、単なる清掃ではなく、感染予防という視点からも非常に重要な業務です。とくに当院では緊急入院やそれに伴う病棟内の移動が多く、緊急でベッドを整えなければならないケースが全体の2~3割ほどあります。そのなかで、パラテクノの方が「今どこが最優先か」を判断しながら柔軟に動いてくださることに感謝しています。患者さんからも「安心できた」「整った環境で過ごせた」といった声をいただくことが多く、確かな信頼につながっていると感じます。
Q. パラテクノの常駐サービススタッフのスキルや連携面で、印象的なことはありますか?
A. 細かな配慮と対応力で、もはやなくてはならない存在です。
Kさんとは日々連携を取っていますが、こちらの状況をよく見て行動してくださる方で、例えば業務が立て込んでいるときには「お手すきになってからで大丈夫ですよ」と言ってくださるなど、こちらの状況を踏まえて対応してくれる点が非常に助かっています。「この時間は回診があるから作業は午後にしますね」といった調整も自発的にしてくださるので、安心して業務をお任せできます。
看護チームにとってもはや「いてくれるのが当たり前」の存在ですが、その当たり前がどれだけ貴重なことかを、日々実感しています。パラテクノの方々は、私たちと同じ目線で患者さんを支えてくださる、なくてはならない医療チームの一員だと感じています。業務の幅も広く、私たちとの連携が必要な場面もありますが、現場全体の流れを見ながら動いてくださる姿に、プロ意識の高さを感じます。何かあったときには周囲と連携してフォローし合うチームワークも根づいており、そうした点も安心感につながっていると思います。
